神戸で小さな子どもと一緒に遊べる場所を探していませんか?
「こべっこランド」という屋内外の遊び場は、未就学児でも安心して楽しめる施設として人気です。
でも、実際にはどんな遊具があるのか、神戸在住じゃなくても利用できるのか、疑問に思う方もいるのではないでしょうか。
- 神戸で小さな子どもが遊べる場所はどこ?
- 神戸の「こべっこランド」ってどんなところ?
- 神戸在住じゃなくても利用できるの?
小さな子どもを連れて遊びに行く場所は、安心・安全で遊びやすい環境が重要です。
2025年9月末の日曜日、5歳と7歳の子どもを連れて家族で実際に利用してきました。
実際の体験をもとに、遊具の種類や施設の雰囲気、駐車場・混雑情報まで詳しく解説します。
- こべっこランドの全体像が分かる
- 小さな子どもでも安全に遊べるポイントが分かる
- 駐車場や混雑状況、アクセス方法が分かる
- 家族で訪れる際の事前準備ができる
神戸で小さな子どもと遊ぶなら、こべっこランドは安心して楽しめるおすすめスポットです。
この記事を読めば、遊ぶ前に知っておきたい情報をしっかり押さえられるので、家族で楽しい時間を過ごしてもらえるとうれしいです。
こべっこランドとは?

こべっこランドは、神戸市が運営する大型児童センターです。遊びや学びを通して子どもの成長をサポートすることを目的としており、館内には体を使って遊べるスペースや知育的な体験ができるコーナー、イベントルームなどが整備されています。利用料は無料なので、気軽に子どもと一緒に立ち寄れるのも大きな魅力です。観光や帰省の合間に訪れる家族連れも多く、神戸市民だけでなく幅広い人に親しまれている施設です。
こべっこランドの利用条件
こべっこランドは神戸市民でなくても利用できます。市外・県外からでも気軽に入館可能ですが、児童福祉法に基づく施設であるため、18歳未満の子どもがいない大人だけでの入館はできません。必ず子どもと一緒に利用する形になります。
基本情報・アクセス
【所在地】神戸市中央区小野浜町2-1
【利用料金】無料
【開館時間】9:30〜17:00
【休館日】月曜、年末年始
【駐車場】60台(こべっこらんど利用時は2時間無料)
【飲食】お弁当の持ち込み可
※詳しい情報や最新の開館状況は公式サイトをご確認ください。
駐車場情報

実際に9月末の日曜日に訪れたときの様子は以下の通りです。
ネットで「混雑している」との情報もあったので、私たちは早めに到着するようにしました。ところが駐車場はガラガラで、私たち以外に停まっていたのは1台だけでした。
一気に10台ほど入庫してきました。
開館した時も駐車場には余裕がありました。
駐車場はすでに満車でした。
実際に訪れた日曜日の駐車場は余裕があり、私たちもスムーズに停めることができました。ただし、日によって混雑状況は異なるため、週末に訪れる際は余裕をもって行くのがおすすめです。

遊び場エリア紹介
こべっこらんどには、年齢に合わせて楽しめる遊び場がたくさん用意されています。
館内には体を思いきり動かせる室内遊具や、安心して遊べる小さな子向けエリア、ゆったり過ごせる図書スペースやボードゲームコーナーなどバラエティ豊か。さらに屋外にも遊具や水遊びスポットがあり、楽しめるのが魅力です。
ここからは、それぞれの遊びエリアについて詳しくご紹介していきます。
室内遊具エリア
広々とした室内遊具エリアでは、雨の日でも思いきり体を動かせます。クライミング、ネット遊具など、子どものチャレンジ精神をくすぐる仕掛けがいっぱい。天候を気にせず遊べるのが嬉しいポイントです。


ぷれいるーむ

こちらのエリアは未就学児専用エリアになっています。
やわらかいマットやボールプール、木製の遊具がそろっており、未就学児でも安心して遊べるつくりです。
転んでもケガをしにくい設計で、保護者もすぐ近くで見守れるので安心。

あかちゃんるーむ
プレイルームの奥には、0〜1歳の子ども向けに作られた「あかちゃんるーむ」があります。

やわらかいマット遊具や絵本がそろっており、ハイハイ期やよちよち歩きの赤ちゃんでも安心して過ごせます。
ぞうけいスタジオ
1階には「ぞうけいスタジオ」という工作スペースがあります。
日によって内容が変わり、この日は「いろねんどクリップ」作り体験が開催されていました。

参加は1人1日1回までで、無料で楽しめます。
カリヨン広場
2階に上がると、ボードゲームを楽しめるエリアがあります。実際に訪れたときも、親子でテーブルを囲んで遊んでいる姿が見られ、とても和やかな雰囲気でした。体を動かす遊びとはまた違って、頭を使いながらゆったり過ごせるのが魅力です。

おもちゃの一例紹介。
- オセロ
- 黒ひげ危機一髪
- テトラパワー
- KUUM
- バランスぞうさん
- レインボーアンバランス
あまり見かけないユニークなおもちゃまでそろっていました。普段あまり遊ぶ機会のないゲームも多く、新鮮さがあって親子で夢中になれるのが魅力です。

我が家はボードゲームで定番のオセロで楽しみました。

ネット遊具エリア
2階には大きなネット遊具も設置されています。全身を使ってよじ登ったり、くぐったりと、子どもたちは夢中になって遊んでいました。体を思いきり動かせるので、室内にいながらもまるで外遊びのようなダイナミックさを感じられます。

としょコーナー

2階の一角には、絵本や児童書がそろった図書コーナーもあります。
遊びの合間にゆっくりと本を読む時間が持てるので、静かに過ごしたいときにおすすめ。
親子で読み聞かせを楽しんだり、ちょっと一息つきたいときにもぴったりです。

絵本は人気の作品が多く、大人も楽しめる漫画コーナーもありました。

おんがくスタジオ
3階に上がると、おんがくスタジオがあります。

部屋の中にはさまざまな楽器が置かれていて、子どもたちは興味津々!
ピアノを弾いたり、タンバリンや鉄琴などを鳴らしたりして、子どもたちは楽しそうに音あそびをしていました。

キッズガーデン
施設の外はきれいに整備されていて、地面は一部に砂のエリアもありますが、ゴムチップ素材などの今どきの安全な地面が使われている場所もありました。
遊具は少し変わった形のものや、滑り台・ネット遊具など、全身を使って思いきり遊べる公園遊具がそろっていました。開放感のある屋外スペースなので、のびのびと遊べるのが特徴。天気のいい日には外遊びエリアも見逃せません。





水遊びエリア
夏場に人気なのが水遊びスポット。
水量は多くありませんが、地面からピュッと飛び出す水に小さな子どもたちは大はしゃぎ!
特別な設備はありませんが、小さな子でも安心して楽しめるように工夫されています。

着替え場所はないため、我が家はトイレで着替えを済ませました。
着替えやタオルを持っていけば、暑い日でも快適に遊べます。
おべんとうひろば
こべっこらんどは お弁当持ち込みOK。館内には飲食スペースがあり、ランチタイムには家族連れで混雑します。


また、外にはキッチンカーが1台出ていました。
- 焼きそば
- かき氷
- 肉巻きおにぎり
- フランクフルト
など。「軽食程度」ですが、子どもが喜ぶメニューが中心です。
こべっこらんどから徒歩約10分・車で約2分の場所にはイオンがあり、ランチや休憩に利用できます。
館内には飲食スペースが少ないため、遊んだあとにイオンで食事をするのもおすすめです。
イベントスペース
3階にあるホールでは、週末や季節に合わせてさまざまなイベントが開催されることがあります。
我が家が訪れた日は、ちょうど防災をテーマにしたイベントが行われていました。
イベントには参加しませんでしたが、入口付近からも子どもたちの楽しそうな声が聞こえてきて、
親子で防災について学べる雰囲気が感じられました。
こうした学びと遊びが一緒になったイベントが定期的に開催されているのも、こべっこらんどの魅力のひとつです。
安全面・設備
- ロッカー:各階にあり、無料で利用できます。1階は利用者が多く混雑しやすいです。
- スタッフ:迷子や危険遊具での事故を未然に防ぐため、常に見守り・声かけをしてくれます。

「無料なのにここまで手厚いの?」と感じるほど、安心感のある運営でした。
周辺施設と合わせて楽しむ

こべっこらんどだけでも満足ですが、近隣には子連れで楽しめるスポットが多くあります。
- イオンモール神戸南(車2分):フードコート・授乳室あり、買い物も便利
- ノエビアスタジアム神戸(車4分):サッカー観戦と合わせて立ち寄る家族も多い
- 神戸ハーバーランド・umie(車9分):観光やショッピングを組み合わせて楽しむのにぴったり
- 神戸アンパンマンミュージアム&モール(車9分):小さな子ども連れに人気の施設
- 南京町(車12分):本格中華や屋台グルメが楽しめる神戸の中華街。観光も◎
まとめ
実際に行って感じたことをまとめると…
- 無料でこの規模は驚き
- 室内外どちらでも遊べる
- スタッフの見守りが安心
- 駐車場が2時間無料
- 駐車場は11時前に満車になる
- 幼児エリアは混雑しやすい
- ランチの持ち込み席は早めに確保が必要
結論:2時間で大満足できる神戸の無料スポット
こべっこらんどは、 「午前中に2時間たっぷり遊ぶ」 のがおすすめ。
その後、イオンや市場、ハーバーランドでランチや観光を楽しめば、子連れお出かけが1日充実します。
神戸近郊で「無料&安心&雨の日でもOK」の遊び場を探している方には、ぜひ一度訪れてほしいスポットです。