結婚10年目・共働き夫婦が実践する、日常でできる夫婦円満の秘訣

共働き夫婦が実践する夫婦円満の秘訣
  • 夫婦円満の秘訣や心掛けていることは何だろう?
  • 最近喧嘩が多くてしんどい。
  • 夫婦喧嘩を子どもに見せたくない。
  • 仲のいい夫婦の特徴が知りたい。

そんな風に悩む方も多いと思います。

私たち夫婦も、産前産後のホルモンバランスの影響で言い合いになりそうな時期がありました。でもそれ以降は大きな喧嘩もなく、結婚10年目を迎えた今も仲良く過ごせています。

我が家は結婚10年目、小学1年生の娘と年長の息子がいる子育て真っ最中の家庭ですが、夫婦仲は今でも良好です。共働きであり子育てや家事に追われる日々の中でも、ちょっとした工夫で関係を保てていることが私たちの実績だと思っています。

この記事を読むことで、夫婦関係を見直すヒントが見つかります。
「特別なことをしなくても、日常の小さな積み重ねで夫婦は仲良くいられる」ということを知ってもらえたら嬉しいです。

目次

我が家の夫婦喧嘩のリアル

リビングで夫婦喧嘩をしている様子

産前産後はホルモンバランスが崩れやすく、気持ちも不安定になりがちでした。妊娠中はお腹が大きくなって思うように動けず、体がしんどいのに夜は眠れない日々が続き、体力的にも精神的にも限界を感じていた時期もあります。

さらに夫は仕事の関係で、1日家に帰ってこないこともあります。そんな時は「どうして私ばっかり大変なの?」とイライラが募り、ちょっとしたことでも言い合いになりそうになったことがあります。

実際に産後すぐの頃は、寝不足や授乳の大変さで余裕がなく、夫にきつい言葉をかけてしまったこともありました。でも今振り返ると、それは夫に対して本気で怒っていたというよりも、自分自身がしんどくて気持ちの余裕を失っていただけなんですよね。

そこで、私たち夫婦は「誓約書」のような取り決めを作りました。大げさに聞こえるかもしれませんが、たった一枚の紙に「これだけは絶対に守る」という約束を書いたのです。

例えば

  • 子どもの前では絶対に感情的に言い合わない
  • 飲み会などの予定は事前に必ず伝える
  • 家事はどちらか一方に偏らせず、できる方がやる
  • 喧嘩をしたら話し合い、次の日に持ち込まない
  • 不満はその都度伝える
  • 嘘を付かない
  • 晩御飯のいるいらないは16時までに伝える
  • 異性と二人きりで会わない
  • お互いの予定を共有する

といった内容でした。

この取り決めをしてから、夫も意識してくれるようになり、それまでほとんどしていなかった家事を手伝ってくれるようになりました。飲み会も「急に」ではなく「前もって相談」してくれるようになり、私の気持ちもぐっと楽に。

それ以降、大きな喧嘩に発展することはなく、「言いたいことは我慢せず伝える」「でも感情的にはならない」というルールを自然と意識するようになりました。

たった一枚の紙切れでも、あるのとないのとでは気持ちが全然違います。今では誓約書を見ることもなくなりましたが、お互いが自然に意識して過ごせています。

夫婦といっても、もとは赤の他人。小さい頃からの育ちや家庭の価値観はまったく違います。私たち夫婦も、どちらの実家も父親が亭主関白タイプで、母が家事を一手に引き受ける家庭でした。その影響もあって、私も「家事は全部自分がするから大丈夫」と思っていたのですが、実際には無理でした。余裕を失って、しんどくなることもありました。

だからこそ思うのは、「育ちは育ち、自分たちには自分たちの生活スタイルがある」ということです。親のやり方をそのまま引き継ぐのではなく、夫婦それぞれに合った形を探していくことが大切だと実感しています。

夫婦の取り決めは、早いうちからしておく方が良いでしょう。長い夫婦生活を乗り越えるための土台になり、日々の暮らしを充実させる大きな支えになるのではないでしょうか。

夫婦で作るルール例

白いデスクの上にノートがあり、ペンを持った人が文字を書こうとしているところ

私たちの誓約書を参考に、夫婦で話し合って決められるルールをいくつか挙げてみます。大切なのは「完璧に守る」ことではなく、お互いに意識しやすい形で決めることです。

1. 子どもの前では感情的にならない

  • 言い争いになりそうでも、子どもが寝てから話す
  • 「感情的にならない」と決めておくだけで、子どもに安心感を与えられます

2. 家事・育児の分担を明確にする

  • できる方がやる、または日替わりで担当を決める
  • 「どちらかが全部やる」という負担を減らすことで、日常のイライラが減ります

3. 言いたいことは我慢せず、でも感情的にはならない

  • 「気になることはその日のうちに伝える」
  • 感情的に怒らず、事実や気持ちを落ち着いて伝える工夫をする

4. 飲み会や予定は事前に必ず伝える

  • 急な外出や予定変更は避け、事前に共有する
  • お互いの生活リズムや予定を尊重しやすくなります

我が家で共有しているカレンダーアプリはこちら→タイムツリー

5. 喧嘩や不満は次の日まで引きずらない

  • 昨日のことは持ち越さず、リセットして新しい1日を迎える
  • 小さなモヤモヤを積み重ねないことで、夫婦関係が安定します

このようにルールを決めておくと、自然と日常の中でお互いを思いやる習慣が生まれます。大事なのは「完璧に守ること」ではなく、「意識すること」を習慣化することです。

私たちの場合は、誓約書を作ってから夫婦の会話も増え、お互いに思いやりを持てる時間が格段に増えました。子どもに安心感を与えることにもつながり、家族全体の雰囲気が良くなるのを実感しています。

夫婦円満を続けるための小さな習慣

コーヒーカップを持った夫婦が仲良く笑顔で見つめ合う様子

結婚10年目、共働きで子どもがいる私たちでも、毎日忙しく過ごしているとつい夫婦の時間は後回しになりがちです。それでも「小さな習慣」を意識するだけで、日々の生活がぐっと穏やかになり、夫婦関係も安定します。

仲良しでいるためには日常の小さな工夫の積み重ねが大切だということです。特別なデートや高価なプレゼントを用意しなくても、毎日の中で「ちょっとした気遣い」を意識するだけで関係はぐっと良くなります。

例えば、朝の忙しい時間でも「行ってらっしゃい」「今日もありがとう」と一言添えるだけで、互いの気持ちが穏やかになります。家事や育児も、誰が何を担当するかを明確にしておくことで、余計なすれ違いやイライラを避けられます。特に共働きの場合、どちらかが疲れていても、相手がフォローしてくれるという安心感は夫婦関係を安定させる大きな要素です。

さらに、短時間でも会話の時間を作ることを意識しています。たとえば、夕食後のほんの5分でも、子どもたちが寝静まった後に「今日あったこと」を互いに話すだけで、信頼感や安心感が増していきます。ちょっとした出来事や、些細な悩みを共有するだけでも、気持ちが通じ合う感覚を得られるのです。

1. 「ありがとう」を口に出す

  • 家事や育児、仕事の協力など、些細なことでも感謝の言葉を伝える
  • 当たり前に思っていても、言葉にすることでお互いの気持ちが温かくなる

2. 毎日ほんの少しでも会話の時間を作る

  • 食事中や寝る前の数分でOK
  • 子どもがいても、夫婦だけの話題を意識的に取り入れる

3. 一緒に楽しめる時間を意識的に作る

  • ドラマや映画を一緒に観る、ボードゲームをするなど
  • 「同じ時間を共有する」ことが、夫婦の絆を強める

4. 自分の時間も大切にする

  • 趣味やリラックスタイムを確保して、気持ちに余裕を持つ
  • 心に余裕があると、イライラや衝突を防ぎやすくなる

5. 笑顔で過ごす瞬間を増やす

  • 子どもと遊ぶ時間も、夫婦で笑い合う時間も大切
  • 日常の小さな幸せを意識することで、夫婦関係が自然と円満になる

夜の夫婦時間がもたらす効果

私たちは、子どもを寝かしつけた後に二人だけの時間を作ることを大切にしています。夜の時間は短くても、ソファに並んでドラマや映画を観たり、ちょっとしたおつまみやお茶を楽しんだりするだけで、日中のバタバタが嘘のようにリフレッシュできます。

この夜の時間は、ただ一緒にいるだけではなく、お互いの気持ちを確認する時間でもあります。子どもの前では話しづらい将来のことや仕事のこと、家族の予定などもこの時間にゆっくり相談できます。私たちはこの時間を「夫婦会議」と呼ぶこともあります。話すことで思っていることを言語化でき、互いに理解し合えるのが魅力です。

また、居心地の良い空間づくりも大切です。電動リクライニングソファや大きなテレビ、照明の工夫、アロマや香りの演出など、ちょっとした環境の整え方で夜の時間の質がぐっと上がります。子どもが小さい場合は安全面に配慮することも忘れません。こうした工夫一つで、短い時間でも夫婦が満足できる特別な時間になります。

寝かしつけ後の夫婦時間についてはこちらの記事にまとめています。

結婚10年目だからこそ大切にしていること

家族4人でソファーに座り笑顔で仲良くしてる様子

結婚10年目ともなると、ドキドキ感は少なくなりますが、尊敬と感謝の気持ちは大切にしています。言いたいことは我慢せず伝える一方で、相手を思いやる心を忘れないことが、長く仲良くいる秘訣です。

私たちは週末には家族で子どもが楽しめるイベントやスポットに出かけ、一緒に思い出を作っています。また、日常の家事は自然に役割分担をしていて、私が料理をしている間に夫がお風呂やトイレ掃除を担当するなど、お互いに無理なく協力しています。さらに、結婚記念日には子どもを祖父母にお願いして二人でちょっといいお店でディナーに行き、お互いの誕生日もお祝いする時間を大切にしています。

こうした日常の小さな習慣や特別な日の過ごし方を積み重ねることで、信頼感や安心感が育ち、家庭全体が穏やかになります。また、子どもたちにとっても、両親が穏やかに会話したり、笑い合ったりしている姿は安心感の源になり、情緒の安定や自己肯定感の形成にも良い影響を与えます。

ポイント
  • 尊敬と感謝の気持ちを忘れない
  • 言いたいことは我慢せず伝える
  • 週末は家族で思い出作り
  • 家事は役割分担で協力
  • 結婚記念日や誕生日など、特別な日も大切に
  • 日常と特別な日の積み重ねで信頼感・安心感を育む
  • 夫婦の仲の良さは子どもの情緒や自己肯定感にも影響

まとめ|日常の小さな積み重ねで夫婦円満は作れる

結婚10年目・共働きでも、夫婦円満は特別なことではなく、日常の小さな積み重ねで作れます。

ドキドキはなくても、尊敬や思いやり、感謝の気持ちを忘れずに過ごすことで、安定した仲良し夫婦でいられるのです。忙しい日々でも、朝の一言、夕食後の会話、夜の短い二人の時間など、ほんの少しの工夫を意識するだけで、家庭全体が笑顔にあふれます。

小さな習慣を積み重ねることで、夫婦も子どもも笑顔になれる毎日を作っていきましょう。

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