子どもと一緒に天神橋筋商店街で食べ歩き｜気軽に楽しめるグルメ＆休憩スポットまとめ

梅田からアクセスしやすく、全長2.6kmと日本一長い商店街として有名な「天神橋筋商店街」。
でもいざ子どもと行こうとすると、
「子連れで食べ歩きってしやすいの？」
「ランチできるお店は多い？」
と気になることがいろいろ出てきますよね。

さらに、
「ベビーカーで歩きやすい？」
「子どもが休憩できる場所はある？」
といった不安を感じる方も居ると思います。

今回は、実際に子どもと一緒に天神橋筋商店街を歩きながら楽しんだグルメや、気軽に立ち寄れるスポットをまとめて紹介します。

ベビーカー事情、混雑時の注意点まで、リアルな視点でレポートします。

天神橋筋商店街は子ども連れでも楽しめる食べ歩きスポット

大阪・天満エリアに南北へまっすぐ伸びる「天神橋筋商店街」。長さ約2.6km、600以上の店舗が並ぶこの商店街は、昔ながらのお店から新しい人気店まで揃い、子ども連れでも歩きやすく、食べ歩きが楽しめるスポットです。

では、そもそも天神橋筋商店街とはどんな場所なのか、まずはその特徴や歴史から見ていきましょう。

天神橋筋筋商店街とは？

天神橋筋商店街は、江戸時代の青物市を起源とし、大阪天満宮の表参道として発展してきました。明治時代には本格的な商店街として整備され、1970年の大阪万博をきっかけにアーケードも設置されました。

現在は、天神橋から天神橋筋七丁目まで約2.6km、600以上の店舗が並ぶ日本でも有数の長さを誇ります。端から端まで歩くと約40分ほどかかりますが、歩道が広く歩きやすいため、小さな子どもやベビーカー連れでも安心。昔ながらのお店から新しい人気店まで幅広く揃い、食べ歩きグルメも豊富なのが魅力です。

アクセス（子連れ・ベビーカーでも行きやすい）

最寄り駅はいくつもありますが、今回は有名なコロッケ屋さんを1店舗目に訪れたかったため、大阪メトロ谷町線「南森町駅」からアクセスしました。
駅を出てすぐ商店街に入ることができ、道も舗装されているのでベビーカーでも移動しやすいのが嬉しいポイントです。
今回、我が家はベビーカーを使いませんでしたが、以前、友人家族がベビーカーで一緒に回ったことがあり、そのときも全く問題なく歩けました。
ただし、商店街には店内が狭くてベビーカーでは入店しにくいお店もあるため、入るお店は事前に決めておくのがおすすめ。
いきあたりばったりで動くのは、子連れだとどうしても大変になりがちです。

子どもと一緒に休憩しやすいスポットについて

天神橋筋商店街には飲食店や喫茶店がずらりと並んでおり、子どもと一緒に休憩するなら店内を利用するのがいちばん安心です。商店街沿いにはベンチなどの屋外休憩スポットはあまり見当たらず、ゆっくり座って休める場所は限られています。

その分、喫茶店やカフェが豊富で、軽食やスイーツなど子どもが食べやすいメニューが揃っている店も多く、歩き疲れたタイミングで立ち寄りやすいのが魅力。子連れでの商店街散策でも無理なく休憩をはさめる環境になっています。

混雑時の注意点

天神橋筋商店街は、土曜の12〜14時に訪れましたが、思ったより人も多くなく、子連れでも歩きやすい印象でした。商店街が長く、人気店の前だけ少し行列ができる程度で、全体的にはスムーズに進むことができました。

また、食べ歩きしている人もそれほど多くなかったため、子どもがぶつかる心配も少なく、安心して歩けました。ただし、串ものや熱いコロッケなどを持ったお客さんがいることもあるので、子どもは壁側や端側を歩かせるとより安全です。

さらに、商店街にはタバコを吸えるお店やカウンター席のみの店舗など、子連れで入りにくい店もあるため、事前に訪れるお店をいくつかピックアップしておくとスムーズです。

実際に子連れで食べ歩きしたルート（2025年11月15日）

小学生1年生と5歳の子どもを連れた家族4人で、12時ごろに天神橋筋商店街へ到着。
あらかじめ行きたいお店をいくつか決めていたので迷うことはありませんでしたが、歩いていると美味しそうな誘惑がたくさん！
気になったお店へ寄り道しながら、子どもたちのペースに合わせて無理なく楽しむことができました。

① TV番組ごぶごぶでも話題！「中村屋」のコロッケ

商店街に入ってすぐ目に止まったのが、テレビでも紹介される人気店「中村屋」。
今回の天神橋筋商店街めぐりで、我が家が一番楽しみにしていたお店と言ってもいいほど、ずっと行ってみたかったお店です。

土曜日の昼間で賑わっていましたが、回転が早くすぐ購入できました。

購入したもの

• コロッケ：100円
• ミンチカツ：160円

店頭には「ごぶごぶ」のステッカーがたくさん！
撮影している人も何人かいて、人気ぶりが伝わってきます。
私もつられて、ちゃっかりステッカーを撮影しちゃいました。

三浦大知さんのステッカーは、天神橋の中村屋で商品を購入した向かい側にある飲食スペースの、入口上の壁に貼られていました。

コロッケは甘くてホクホク、ミンチカツは旨みがしっかり。

熱々で、とっても美味しくて子どもたちも大喜び！また食べに行きたいと思います。

② TBSで紹介された「wanna manna（ワナマナ）」のドーナツ

天神橋1丁目手前で見つけた、台湾料理のお店「wanna manna」。

「TBS THE TIMEで紹介されました」というステッカーが貼られた、とても美味しそうなドーナツに惹かれて、そのままお店へ吸い込まれるように向かいました。

店内は海外の方も多くとても活気ある雰囲気。
比較的ゆったりとしたつくりで、ベビーカーでも入れそうな席も確保されています。
ママ会にも使えそうなくらい落ち着いた雰囲気で、子連れでも過ごしやすい印象でした。
さらに、他のお客さんが食べている料理がどれもとても美味しそうで、思わずじーっと見てしまうほど。
厨房で料理をしている姿も見え、台湾料理の良い香りとライブ感に惹かれて、ドーナツ以外のメニューも気になってしまいました。

今回は食べ歩きしやすい、

• ミルクドーナツ
• プレーンドーナツ

をテイクアウト。

※写真はミルクドーナツです。

どちらもとても美味しかったのですが、我が家は特にプレーンが好みでした。
ドーナツは揚げパンのような食感で、見た目以上にずっしりしていますが、それでも本当に美味しくて、ついつい手が伸びてしまいました。

次はランチでも利用してみたいと思えるお店でした。

③ イートインスペース付き「丑丑豚まん 天神橋3丁目店」

歩いている途中、子どもが「肉まん食べたい！」と言い出して入店。

土曜日でしたが比較的空いていて、子連れにはありがたいイートインスペース付きでした。

購入したもの

• 豚まん
• エビ豚まん

どちらも食べ応えがあり、子どもたちも“美味しい！”と満足した様子。
座って食べられるのは子連れにとって大きなポイントです。

④子連れでも入りやすい「天満鮨」で締めのランチ

最後に、夫婦で「行ってみたい」と話していたお寿司屋さん「天満鮨」へ。
店内は広く、2階にはソファー席＋椅子席の個室があり、子どれも安心して利用できる造り。
お寿司はどれも美味しく、ゆったり落ち着いて食事ができました。

メニューが豊富でどれもとっても美味しくてたくさん食べてしまいました。

※掲載しているメニューや価格は訪問時のものです。変更されている可能性がありますので、最新情報は店舗公式サイトや店頭にてご確認ください。

子どもでも食べやすいメニューが揃っているので、ファミリーにも安心しておすすめできるお店です。実際、訪問時も小さなお子さんを連れた家族が数組いて、みんなゆったりと食事を楽しんでいました。

⑤気になった人気店（今回は満腹で行けず）

食べ歩きをしていると、他にも思わず足を止めたくなるお店がいくつもありました。

例えば、昔ながらの和スイーツが人気の 阿倍野だんご本舗 天神橋筋店 や、お笑い芸人・土肥ポン太さんが手掛ける たこ焼きポン太。どちらも「次は絶対に寄ってみたい！」と、我が家の“次回訪問リスト”入りです。

阿倍野だんご本舗　天神橋筋店

阿倍野だんご本舗 天神橋筋店は、子どもでも食べやすい一口サイズのお団子が並ぶ、食べ歩きにぴったりのお店です。特に人気なのが、きなこがたっぷりまぶされた「きなこだんご」。素朴で優しい甘さが評判で、子どもから大人まで幅広く愛されている看板メニューなのだとか。

今回は満腹で食べられなかったのですが、歩きながら気軽に楽しめるサイズ感で、次回はぜひ味わってみたい一品。天神橋筋商店街の食べ歩きの途中で、ちょっと甘いものが欲しくなったときにもぴったりのお店です。

たこ焼きポン太

たこ焼きポン太は、お笑い芸人・土肥ポンタさんのお店として知られ、話題性も十分。外はふわふわ、中はとろっとした大阪らしい王道のたこ焼きが人気とのことです。テレビ番組でも紹介されており、なんと“たこ焼きを潰す”少し変わった食べ方があるのだとか。そんなユニークな食べ方も気になって、次回はぜひ立ち寄ってみたいお店のひとつです。

店内はカウンター席のみのため、子連れの場合はテイクアウトで楽しむのが良さそう。商店街を歩きながら気軽に味わえるのも魅力です。

まとめ｜天神橋筋商店街は子連れでも食べ歩きできる

天神橋筋商店街は、

• 子どもが歩いていて飽きにくい
• 手軽に食べられるグルメが多い
• イートイン付きのお店もあり座って休憩できる
• 駅近でアクセスがしやすい

と、子連れでも無理なく楽しめる食べ歩きスポットでした。

次はどのお店を巡るか、また行きたくなる商店街です！